経営理念とは「外に出すものではなく、内に見せるもので経営判断に困ったときの拠り所である」と経営の師匠から教わりました。一方で最近の企業では外部に公表することも増えてきて、そちらを意識しすぎるとお客さまへのメッセージのようなものになってしまうことがあり、本来の経営理念とは離れてしまう危険性があることも教わりました。
大切なことは「社長の一方的なメッセージでよく、自分はこんな会社にしたいんだ、魂の叫びのようなものにすること」であると。
それから何ヶ月もの間、いったいどんな会社にしたいのか、どんな仕事がしたいのか、存在意義は何なのか、と徹底的に自分自身と向き合いました。
そんな中から、導き出した私の経営理念です。まさに私の魂の叫びです。
私の経営姿勢は常にこの言葉にあります。
私たちは真面目です。建物のことならば誰にも負けません。唯一無二の会社です。
当社の施工管理者のほとんどが施工管理技士や建築士の資格を持っています。もちろん、私も持っています。
でも強制しているわけではありません。社員一人一人が建築の仕事に誇りを持ち、自信を持ち、そして真面目に取り組んでいる結果なんです。
経営は日々、判断に迫られます。この受注はどうするか、この人を採用するか、このお金は使うべきかなどなど。
そんな時に私は、この経営理念に立ち戻ります。自分の魂の叫びに触れると自然と答えが出てきます。
そして、最後に「その判断はお客さまにためになるのかどうか」を考えて、決断しています。
代表取締役 水落 清
企業理念
「育む」ことで「挑む」ことも「栄える」こともできる。
「挑む」ことで「栄える」ことも「育む」こともできる。
「栄える」ことで「育む」ことも「挑む」こともできる。
お客さまの安心と信頼を大切に守って発展させるとともに、社員を包み込むように見守り、成長を期待する企業であり続けます。
自らに潜む弱気な心に立ち向かう勇気を持ち、できない理由ではなくできる理由を探し、技術的に困難と思われる事柄に挑む企業であり続けます。
私たちの仕事によって、お客さまが社会的に栄えることを目指すとともに、私たちも仕事を通じ、企業として、社員として、社会で栄えることが社会貢献と考える企業であり続けます。