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民間の仕事
2016年10月20日
建物リノベーション例(木造住宅外装編)

本年6月に完成した木造モルタル2階建てのリノベーションです。

1階部分は倉庫、2階部分は住居兼物置として利用されていましたが、今回のリノベーションで2階部分を社員寮(2部屋)にしました。

築数十年の木造住宅、外壁はモルタル+洗い出し仕上げ、屋根は色々と問題が多い某メーカーのかわらUが使用されていました。

計画を立てる段階ではイメージをすること大切なので、図面とは別に下記のようなイメージ図を作成して色々検討することがあります。

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周囲の建物との調和から、落ち着いた外観に仕上げたかったのでモノクロの配色にしました。

単に黒の塗装を施すとかえってキツい印象になってしまうことから、材料を検討した結果、ジョリパットの左官仕上げとしました。

さらに元の建物のシャッター上に看板のようなボーダーが入っていたので、左右の視線が入る方向にも同じ高さのボーダーを延長し、グレー系の明るい色を採用することでポイントを入れました。

検討イメージではボーダー上部に緑のラインを配しておりましたが、バランスを考えやめることにしました。

建物を壊すのではなく、魅力ある姿に変貌させられることが建築の醍醐味の一つです。

次回は内装編をお伝えしたいと思います。

%e5%a4%96%e5%a3%81%e6%a1%88当初の検討案です