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インターンシップ
2016年12月16日
インターンシップ

12月14日から本日までの3日間、都立工業高校のインターンシップ制度による生徒さんが1名、当社にきておりました。

生徒さんの就業体験を通して、勤労観や職業観を育成したり、進路選択を踏まえた自己理解を図ることが主な目的の制度で、都立の工業高校では比較的多く実施されているようです。

初日は午前中に建設業界についての基本的な説明や施工管理が具体的に何をやっているか、現場における安全管理についてご説明をした後、午後からはさっそく改修現場に行っていただきました。

今回の生徒さんは女性だったのですが、その改修現場にも女性の施工管理職員がおりましたので、ほぼマンツーマンで色々な業務を体験していただけたようです。

(詰所の清掃や仮設トイレの水の補給などもやったようです・・・)

その改修現場の所長がたまたま、生徒さんの高校の卒業生であったので、不思議な縁を感じることもできました。

来社初日から素直な生徒さんという印象をもっていたのですが、本日の終了間際、「どうだった?」と生徒さんに尋ねたところ、「疲れました!」との返答。改めて素直で非常によろしい、となんだか私まで新鮮な気持ちになりました。

素直さというのは、仕事を覚えて行く上で一番重要な要素になってきますから。ご本人は無意識でしょうけど、これからもこの姿勢を大切にして欲しいなぁ、と思いました。

その他に、寝坊して怒られる夢を見たそうで、結構な緊張感の中で臨んでいたのだなぁ、と感じさせられました。

ともあれ、事故もなく無事に終了しました。当社としても高校生が職場にくることで、
「施工管理や建設業界の魅力をどう伝えるか」
「分かりやすく伝えるにはどうしたらよいか」
「良い部分だけでなく大変な部分をどう経験してもらうか」
などを私を含め社員のそれぞれが考える良いきっかけになったと思います。

生徒さんにとって、今回の経験で働くことの意義やご自身の進路を考える端緒になれば、これほど嬉しいことはありません。

当社では今後もインターンシップの生徒さんを積極的に受け入れて行きます。

本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

育栄建設株式会社
代表取締役 水落 清