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公共の仕事
2017年4月12日
「両国ポンプ所耐水化工事」施工レポート2

前回に引き続き、「両国ポンプ所耐水化工事」の施工レポート室内編です。トップの写真は室外機置き場の周りにコンクリート壁+止水扉を設置した事例です。壁に関しては複層塗材仕上げとなっており、また壁下部には内部の室外機から水が発生した場合に外部に水を排出するための逆流防止弁を設置してあります。

 

1.施設出入口部 止水扉(コンクリート壁固定)

施工前

施工後

開口部の室内側に止水扉を設置しました。両サイドの壁はコンクリート躯体に石膏ボードがGL工法で貼り付けられていましたので、止水扉の枠をコンクリート躯体と固定するために一部石膏ボード壁の撤去を行い、止水扉設置後に復旧、塗装仕上を施しました。

 

2.会議室開口部 止水扉+コンクリート壁

施工前

施工後

この箇所では、止水扉固定用のコンクリート壁を設置しました。周囲の壁については一部EP塗装仕上とし、床面については一部長尺シート貼りを行いました。出入口部を目立たせるために、長尺シートの色を変更しております。

 

3.室内開口部 止水扉取付(軽量鉄骨壁に下地を追加)

施工前

施工後

この箇所においては、既存の室内用軽量鉄骨間仕切壁部に止水扉を設置する計画でしたが、軽量鉄骨に止水扉をそのまま留め付けても強度が保てないので、一部既存壁を解体し、鉄骨の柱を壁内に設置し、その柱に止水壁の枠を設置しました。その後、一部壁についての塗装仕上も行いました。

今回の「両国ポンプ所耐水化工事」は災害時に都民の暮らしを守るための大変有意義な公共事業と心得ながら施工をさせていただきました。

当社はこれからも建築の仕事を通じて社会貢献をしていく所存です。

今後とも、育栄建設株式会社をよろしくお願いいたします。