冬場の施工管理の仕事はとても寒いんです。

管理することが仕事の大半を占めますので、現場においては打合せをしたり、調整をしたり、図面と現況を見比べたり、写真を撮影したりと職人さんの動きよりかは絶対的に少なくなります。

特に外部での仕事や空調が効いていない改修工事等では本当に寒さが骨身にしみる。

だからと言って、アウターを重ねていくと身体がだるまのような状態になってしまい、下手をするとせっかく仕上げた建築物に自分の服が接触し、汚してしまうこともあるんです。

そこで今回、アウトドアメーカーの冬用ベースレイヤー（アンダーウェア、下着）を施工管理担当社員に提供しました。

アウトドアの世界では季節に応じてベースレイヤー、ミドルレイヤー、ジャケットと重ね着をしていくのが基本となっているようで、建築施工現場の服装についてもこの考え方を取り入れてみようと言う発想です。

目に見える作業用ジャケットやズボンは支給する会社が多いですが、むしろ寒い冬には下着の方をフォローしていくことも大切なのではないか？

さすがに毎日分を支給することはできませんが、少しでも働きやすい環境づくりの一助になればと考えております。